Aki’s Kitchen vol.8実践編
Cafeによる実践編
先日新宿cafficeにて行われたAki’sKitchen vol.8。
もとはといえば、ランチやカフェで出てきた料理を目の前に、どうしても美味しそうに撮れない… ならば練習しよう!ということから始まったAki’s Kitchenです。今回は今まで練習したこと学んできたことを実践いたしました。
まず気を付けたいこと
飲食店は撮る場所でなく、食べる場所。作ってくれた料理は冷めないうちに食べましょう。また、周りの方のご迷惑にならないよう注意しましょう。(※今回の撮影は人数も多かったので、お店の方の許可をきちんと取り、周りの方への声掛けも行いました。)
撮った写真を見てみよう①
この日はあいにく雨の降りそうな曇り。天気がいい日ばかりではありませんね。窓から注ぐ光を逆光に料理を置き、今回は卵の黄身とお肉のたれを意識し、しずる感をだしました。机にあるものが必ずしも写真におさめたいものとは限りません。メニュー表や呼びボタンなどは避けましょう。またナイフやフォークなど添えると、これから食べるぞという感じがでていいですね。
撮った写真を見てみよう②~平面的な料理~
クリスピーピザなど厚みもなく平面的な料理はなかなかうまく撮れない!今回はあまりチーズも伸びないタイプだったので、手持ちにしてみました。食べたくて手が出てしまった感も美味しそうに見せる一つ。もっと美味しそうに撮るには、ピザを持つときの手。上の写真は少しピザの曲線が少ないですが、曲線部のチーズの油に光が当たるよう手の角度を意識しましょう。これは一人で食べに行ったときは、ちょっと撮りずらいですけどね。
撮った写真を見てみよう③ ~光の弱い場所~
案内される席がかならずしも窓際ではなかったり、天気の悪い日で光が弱い日もありますね。オムライスの写真はブラインドで光がさらに弱かったこの席での撮影。自然光のままだと光は弱く、野菜も暗くなり卵などのしずる感があまりだせません。
試しに、携帯に付属のライトを使って上から当ててみました。全体的に色がしっかりみることができましたが立体感がかけます。ライトを使う場合は、料理全体を撮るより、卵をアップに撮るなど素材に寄って撮ることのほうが適していることがわかりました。
この場合は、もう少し窓際に料理を置いて撮るのもいいでしょう。しかし撮影は食べる前の数分、数十秒の撮影。後で見返したら暗かったというときには、Photoshopなどで野菜の緑、卵やソースの光っている部分が明るくなるように編集してみてください。
最後に
今まで自宅で行ってきたワークショップ。実際にカフェで実践すると手間取ったり、うまく撮れないのではと思っていましたが、想像以上にスムーズに撮ることもでき、今まで繰り返し続けてきたワークショップがタメになっていたのだなと感じました。普段のランチやカフェ撮影がより身近に楽しくできるよう、また来年再来年とAki’sKitchenを続けていこうと思います。
今回もご参加ありがとうございました。
aki
2018/12/23 | Aki’s Kitchen, Other, Workshop Lesson #photo, akiskitchen, ワークショップ, 料理写真
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